- 2020.01.29
木型から作る靴づくり第35回_アウトソールの下地づくり
前回塗り込んだコルクパテがしっかり固まったのでアウトソールを貼るための下地を作っていく ソールを綺麗に貼るために接着面をナイフとサンダーを使って平らにならしていく ジョイントを結んだ線の中心が丘になるように軽いカーブをつけておくと履いた時に安定感が増すそう色鉛筆でラインを引きながら中心からみて左右対称になるようにサンダーでちょっとずつ削りながら程よいカーブをつけていく 接着面の準備ができたのでアウ […]
水曜日の靴職人 毎週水曜の仕事帰りに細々と靴を作るサラリーマンのブログです
前回塗り込んだコルクパテがしっかり固まったのでアウトソールを貼るための下地を作っていく ソールを綺麗に貼るために接着面をナイフとサンダーを使って平らにならしていく ジョイントを結んだ線の中心が丘になるように軽いカーブをつけておくと履いた時に安定感が増すそう色鉛筆でラインを引きながら中心からみて左右対称になるようにサンダーでちょっとずつ削りながら程よいカーブをつけていく 接着面の準備ができたのでアウ […]
吊り込みが完了したので次の工程にエバーグリップでしっかり接着されていることを確認して、釘を外していく 木型のラインから2cm程度の余白を残して余分な革を切り取って綺麗にする 次にシャンクを靴底に貼り付ける。自分の靴を作った時は革のシャンクを使ったが今回は鉄製のシャンクを使うことにちょっと長すぎるようなのでワニで折り曲げて長さを調整して靴底のカーブに合うようにカーブをつける 鉄のシャンクそのままだと […]
仮靴用のつま先芯は革で作らずに簡易な溶剤芯を使用することに まずは溶剤芯の位置を決めるための基準線を引く シンナーに浸して柔らかくした溶剤芯をピンセットを使って基準線に合わせてつま先に置く 釘を一本だけ打って仮止めしつつ、溶剤芯の糊がある程度乾いて手で触ってもベタつかない程度まで自然乾燥させる 糊が乾いてきたら溶剤芯を吊り込み余分をカット、しっかりと乾燥して溶剤芯が固まったことを確認出来たら、釘を […]
先日銀座でお買い物中に立ち寄った老舗の靴屋さん”銀座ヨシノヤ”で遅めのクリスマスということで妻からプレゼントを買ってもらった。 購入したのはタイトルの通り本革製の高級スリッパ。 室内履きとして使っていたスリッパが痛み始めていたのと、通っている靴教室に置いてある本革製のスリッパの履き心地が最高で以前から革製のスリッパに対して憧れがあった。 本革の革スリッパと言っても値段はピンキリでデパートのスリッパ […]
前回に続き吊り込み、かかとの吊り込みが完了したのでウエストを吊り込んで行く、しっかりと木型のラインが出るように注意をしながら釘で固定して行く。 納得のいく吊り込みができたらインソールとアッパーの間に刷毛でエバーグリップを塗り込んだ上で釘を倒してしっかり固定する ウエストの吊り込みの次はつま先を仕上げて行く 吊り込み後余分な革をカットして取り除く ウエストと同様にエバーグリップをインソールとアッパー […]
靴教室の先生の話だと靴を作りたいと思っても一昔前では勉強するのにも一苦労だったらしい。 今と違いネット上にもほとんど情報がなく、誰でも気軽に参加して体系的に靴づくりが学べる体験教室なんてものが存在しなかった時代はプロの職人を養成するような本格的な専門学校に通ったり、プロの靴職人に弟子入りしたり、海外から書籍を取り寄せたりしながら細切れの情報を繋ぎ合わせて学ぶのが唯一の方法だったそうだ。 その時代と […]
前回の左足に続き、右足も吊り込んでいく。靴は左右のバランスが大事なので吊り込んだ左足を基準にしながらバランスを整える。 かかとを16mmの釘で仮止めしながら吊り込んでいく、吊り込みの際に邪魔となる余分な革は切り取っておく 木型のエッジが出るようにきちんと吊り込めたら仮釘を外して、11mmの釘を打ち込んで行く。 今回はここまでで終了