前々から仕事で使っているSIRUHAの手帳用に長く使える銘木のボールペンが欲しいなと狙っていた。
木のボールペンは革製品と同じように使用するに従って色味が変わったり、ツヤが出てきたりと経年変化(エイジング)が楽しめるのが魅力だ。
ネットで色々と調べて最初は野原工芸と言うところのボールペンを購入しようと考えたのだが、町田の東急ハンズで実物を見たとき自分の中でしっくりこなかったため購入を見合わせていた。別の候補を探す中で見つけたのが工房楔のルーチェペンだ。デザインがとても好みだったものの実物を置いている店舗が近隣になく、手帳のペンホルダーにきちんと収まるか確証が持てずに購入を躊躇していた。
そんなときにタイミングよく銀座の蔦屋書店で工房楔の展示販売会が開催されているとの情報を聞きつけ、手帳片手に銀座に向かった。
展示しているボールペンはHPの写真から想像していた通りでとても素敵だった。早速狙っていた縮杢の一本を手に取り手帳のホルダーに挿してみると
…..まさかの入らない💦
ダメかと諦めかけたその時よくみると一本一本微妙に太さが違うことに気がついた。店員さに話を聞くと木材ごとに杢目が綺麗に見えるように太さを絶妙に調整しているらしい。
店員さんに手帳を見せてこのホルダーに入る細さのものはないかと尋ねたら、在庫の中から細めのものを見繕ってくれた。
渡されたペンを試しに挿してみると見事に収まった。
当初は購入するなら縮杢のペンをと思っていたのだが、これも何かの縁だと思い選んでもらったペンをそのまま購入することに。
購入したのがこちら花梨のリボン杢のペンだ。



手帳にも綺麗に収まり大満足。
革の手帳と一緒に大事に育てていきたいと思う。
