木型の修正も大詰め、主要な箇所のサイズ合わせが完了したのであとは凸凹になったラインをつなげていく。
まずは先生の目を頼ってどこを直していけば良いのか印をつけてもらう
アウトラインの部分を削りすぎたようで、小指の骨の部分に干渉しそうなため革を追加で貼る
一度貼ったものの革の長さが足りず、段差ができてしまったので追加でもう一枚貼り直し、水で革を濡らし木ヤスリとナイフで自然なラインになるようにうまく削っていく。まだ目が慣れていないためかラインというのがいまいち理解できず、先生の目を頼りつつ探り探り削っていく。
つま先の甲の凸凹を直していく正面から見た時に水平にラインが伸びるように左右の高さを揃えていく
ところで、教室の中で先生と雑談をしていたところ木型について大きな勘違いをしていたことに気づいた。
これまでずっと削ってきたものが、そのまま革をつりこむ木型になると思ってい他のだが、実は今削っているのはソリッドというもので木型とは別物だった。ソリッドをもとに足型の原型を作り、その原型を木型屋さんに渡して樹脂製の木型を特注してもらうという流れになるらしい。
木型屋さんにソリッドを渡す上で、ラインが繋がらずボコボコしていると木型を削り出す為に手作業でデータの修正が必要になるらしく、きちんとラインをつなげて出さないと怒られるらしい。
綺麗なラインのソリッドに仕上げる為にも早く自分の目でラインが見えるようにならなくては…