切り出したアッパーとライニングを貼り合せたときに革が重なる部分がモコモコしないように端を薄く漉くスカイビングという作業があるのだが、そのための下準備で型紙から基準となる線を切り出したパーツに写し取っていく。
基準となるのはレフトアウトサイドのクウォーターの型紙
糊代のラインを切り出したパーツに写し取るために写真のように三角の切り込みを入れて革のパーツに重ねて線を入れていく


バンプも同じように糊代のラインを写し取る


インサイドのクウォーターはかかとに1cmの糊代ラインを入れる

裏面のスカイビングのライン

バンプのアッパーの履き口にはディバイダーを使って1.5mmの縫線を引く

アッパーのクウォーターにはフェイシングのラインと履き口に1.5mmの縫線、靴穴の印を入れ、単には7mmの縫線を入れる

フェイシングの芯には5mmと2cmのスカイビングの基準線を入れる

これで下地となるラインは引き終わったので次回はいよいよスカイビングに移る