木型から作る靴づくり第68回_つま先の吊り込み

木型から作る靴づくり第68回_つま先の吊り込み

つま先は先芯を挟み込むのでまずはライニングのみを吊り込んでいく

長すぎる部分は随時ナイフでトリミングしながら木型のエッジから数ミリが平坦なるように革の余りのギャザーが内側に来るように革を動かしながら吊り込んでいく

ウエスト同様に赤のりをインソールとライニングの間に十分塗り込み接着する

つま先芯の位置を決める。左右のバランスが崩れないように爪先のエッジからの長さを測りながら位置を微調整

芯材は革でなく溶剤芯を使用する、シンナーで柔らかくしたら印に合わせて載せて、釘で位置を固定しつつある程度乾くまで放置

ある程度溶剤が飛んだらつま先と両サイドを固定してさらに乾燥

エッジから5~6mmぐらいにギャザーができないように芯材を動かしながら吊り込んで完成。

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